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個展会期の延期につきまして
2018 / 04 / 21 ( Sat ) 21:07:55
やっこんばんは。
服部だよ。

4月じゃ
ちょっと前はヒェーッ寒いな雨も降ってーというかんじだったじゃろ、
でも昨日や今日なんか見てみい、
日射しが痛い!
あちちいてててという具合でほんまもう真ん中てないのんかいな、
ほんまもうたのむで、
ほんまもうなそれはな、たのむでと。

お天気は不思議やなー
人間なんてちっぽけやで、
及ばへんねんねのになあ、わいがわいがいう心構えでいたらあかんねん
人間てちょっと賢くなったけど、お金いっぱい持ってる人でもな、みんないっこの命だけやし、魚や虫やとおんなじ地球の構成要素なわけや。

というはなしをしますで。
ちょっとちゃうけど!




以前より各所にて、
蔵丘洞さんで個展するで5月やでいうはなしをさせてもろていたかと思います。
それを、
わいさんの我儘言わせてもらって延期にして頂いたという報告とお詫びの話です。

理由は1番大きなことはお陰様でわたしがいま妊娠をしているということです。
それで、
その初期やらだんだんお腹が大きくなってく只今に、全然思うように絵が描けないだすねん。
初期は気持ち悪さとだるさ辛さで寝込んでいてまずそこでとんでもなく時間ロスした、
ほでいまはというと、とにかくきつい絵が描けない。
ここいら全然運動をしてきてなかったから体の変化についていけてなくて、あちこち痛い。
椅子に座ってられない、人生マックス体重で体が重い、眠い、などなど
挙げだしたらきりがないけどほんとに思うのは全お母さんすごいということです。
これに尽きる。

経験するまで分からなかったというのはよくある話やけど、まさに。
もっと教えてもらわんとあかんでー、日本の教育、、、おもたり。
妊婦が入院したり、流産死産はごく稀なことやないってこととか、
産後は育児とからだのガタがすごいとか、
もっと伝えないとあかんでて思うんや。

話はそれたけど、
入院なさる方に比べたらわいなんて、と思うけども情けないけどたいへんだこりゃ。
そら妊婦は仕事やめるで。
こんな申し出させてもらうこと、たくさんご迷惑を掛けるし情けないし、辛いことだらけや。
こんなに大変や思ってなかった、みんなやってることやろおもてた、甘いわアホか言われるか?
でもそう思ってたんや。
絵を描くのん、締め切りやら今までもたくさんもらってさ、
個展ひとつ作り上げるのにとにかく身も心も削って詰めて詰めて、ってやってきたからいけるかなて思ってた。
でもあかんかった。
みんなこんな大変なこと、辛いことて教えてくれなかった。
人間が1人の人間を産むて、
めちゃくちゃおっきなことなんやということを身を以て理解してます。


ほんでも温かい言葉を掛けて下さる方々、
なんとかならんかなて調整して下さった蔵丘洞さんや他作家の皆様には頭が上がらないしとにかく情けない。
情けないし情けないけど体がだめや。
と同時に心もだめになった。
連動してるわな。
がんばらないと、でもできひん、
がんばれって言われることが辛い、やらないといけない、って思うことが辛い
そんな状況で絵を描くのはもっと駄目で余計落ち込むていう悪循環や。
そこで描き切るのがプロやみんなやっつることや言うならわたしはプロやない失格やし仕事も失うで、たくさんの人にいっぱい迷惑掛けて我儘言わせてもろて。
人間で、すみません。

でもあかんかったのや、
あかん人ですみません。



延期にさせてもろうて、
ほんとに心は救われた。

ひとつひとつ生活ができるようになった。

わたしは大学出てからずっとそれだけで生活させてもろてきてそれはいわゆるプロで誇りもあったけど、
画家としてこんなことさせてもらうのはもう終わってて、
でも言わせてくれほんまに辛かったんや。
いや、辛いなう。
根性やとか気力だけで乗り切ってきたのが間違いやったかもしれんし気付けて良かったていうのはあるし、
これから無事に子どもができたら余計自分の仕事のあり方いうの考えていくことになるやろう。否応なしに

ほんでもなそれはな、
幸せなことやし子どもはめっちゃ楽しみやねんで。
これはほんまやからお願いしますね、
ほな辛い辛いゆうな我慢しろって言われるかもしれんけどまあそれは事実やからゆうてちまうわ。
というかもっと辛い辛いゆうていいで全お母さん、わいみたいに鈍感な人間いっぱいいるねん。

でも、辛い辛いけど、ほな子ども産むのはあらゆるリスクかハンデか、いうたらそれはまた違うで。
矛盾?気にしないで
こんな素晴らしいことないで。
こんな幸せなことないで。
言うてもまだ、こんな幸せなことないでーーー!!!の2%も実感してないわたしが言うで。
どんなけ幸せやって話や。

おなかの中で10ヶ月育てて、そと出た!いうたら超絶か弱き者でお世話せな簡単に死んでしまうって、
なかなか他の哺乳類でもないで!
でも、どんなけテクノロジーやお金や言うてもこの哺乳類やでいうのは昔からなんも変わらないわけで、
おお、わたしは人間だなあ哺乳類だなあ、
自然のひとつでいられているのだなあという気持ちがいっぱいで、
涙が出るで。

ありがたいことや。


くどいこと鬱陶しな感じる人もいるかもしれことたくさん書いたけど、
そんな事情で展示の発表まで時間を頂きました。
個展は10月なります。
精一杯がんばるから良かったら見にきてください。
延期ゆうても余裕はなくて、
産まれてからどんなけ時間とれるんやろ大作て果たして描けるんかいなと思うしお気楽ではいないから安心してくれ、
気を引き締めてやりますさかい。
どうぞ宜しくお願い致します。


最後になりましたが、
夫・ぺすぱさんは大変労ってくれています。
わいのことをおなかさんと呼んでおなかをさすって声をたくさんかけます。
とても楽しみにしているようです。
体が辛いわいに代わってあらゆること手助けしてくれてます。
家のこと(もともと家事分担してるけど)は勿論、制作もことも手助けしてくれてます。
本人はプロ主夫ゆうてます。
でも物事をコンスタントにやるのこの人も苦手なのでプロとは違うと思います。

不完全な人間ばっかりですみません。
でもせやから、
協力してやっていけるもんやな人間というのは。
おとんやおかんも応援してくれているし、
ありがたいな。
ぺっさんのところはいうとこの度が初孫でとってもとっても楽しみにして下さっていて。

ありがとうの気持ちでいっぱいですわ。


おかんかわいげな服くれた

温かく見守って下さったら幸せです。



全然記事校正してませんすまへ。
何ゆうてるかわからん場合は、何ゆうてるかわからんわ、と思っておいてください。

30歳が書いたとは思われへんやろ、
まあそんな感じやで。
大目に見てくれえ


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